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韓国・地図
  2007年5月、当社スタッフが韓国に渡り、
  アジアでは最も先進的なトランス脂肪酸対策がとられる韓国を
  直接見てまいりました。

  トランス脂肪酸対策の様子を、
  街角で普通に見られる光景を中心に
  韓国のありのままの姿として報告します。



特別レポート:韓国では、今・・・。

マーガリンは「トランス脂肪酸ゼロ」を品揃え

韓国・マーガリン売場 まずは、トランス脂肪酸を含む食品の代表、マーガリン。

(余談ですが、韓国ではお店によっては、
冷蔵ではなく、常温の棚に置かれているのにびっくり!)

どのお店の売場にも、
すでに「トランス脂肪酸ゼロ」表示の製品が並んでいます。

しかも、複数のメーカー、ブランドがあり、
好みで味を選択できるレベルで品揃えされています。

韓国のマーガリン売場は、
トランス脂肪酸フリーが、
品揃えのジャンルとして確立されているようです。




韓国の公的なトランス脂肪酸対策

ここで、韓国の公的なトランス脂肪酸対策について解説します。

韓国の食品医薬品安全庁は、2007年末から食品中のトランス脂肪酸の含有量表示についての基準を発表しています。

1食分当たりのトランス脂肪酸含有量が0.5グラム未満なら「トランス脂肪酸ゼロ」、
0.2グラム未満なら「無トランス脂肪酸」と表記させる方針とのこと。

さらに、2010年からは、
1食当たりのトランス脂肪酸含有量が0.2グラム未満なら「トランス脂肪酸ゼロ」、
トランス脂肪酸含有量が0.2グラム未満で飽和脂肪酸含有量が1.5グラム未満なら「無トランス脂肪酸」
と表示できるようにする方針だそうです。



ドレッシングには「トランス脂肪酸 0グラム」のシール


韓国・ドレッシング スーパーマーケットの店頭に並ぶドレッシング。
ボトルキャップには
「トランス脂肪酸 0グラム」のシール。

油を含む製品であれば、マーガリンに限らず、
トランス脂肪酸対策済みの表示が
差別化のカギを握っているようです。

日本のドレッシングには
「ノンオイル」などの表示がよくありますが、
韓国では、
「ノートランスファット」がひとつのトレンドのようです。






ファーストフードのキャッチコピーは「トランス脂肪酸『0』」


韓国・ピザ屋 ピザのファーストフード店の店頭に
大きく掲示されたPOPには
「トランス脂肪酸『0』」のコピー。

韓国では、
「トランス脂肪酸」という単語は広く認知され、
すでに宣伝文句として通用するレベルになっています。

そして、「トランス脂肪酸『0』」は、
日本で言えば
「カロリーオフ」
「糖分ゼロ」
などのキャッチフレーズと同じように
身近な言葉として定着し、
商品選択のひとつの基準になっているようです。


子供たちには特に配慮!お菓子には表示がいっぱい


韓国・お菓子 日経新聞の記事によれば、
韓国では子供の摂取量が大人の2−3倍もあり、
製菓業界はトランス脂肪酸を含まない製品への
切り替えを急いでいる、とのこと。
詳しくはこちら⇒日経新聞「トランス脂肪酸『追放』へ動く」

韓国のお菓子には、表面に大きな表示があります。
カロリー、炭水化物、タンパク質、脂肪、ナトリウムなどに並び、
一番最初にあるのが、トランス脂肪酸の含有量。

お菓子やファーストフードの最大の消費者であり、
同時に
有害成分の影響を最も受けやすい成長期にあるのが、
子供たちです。

最も注意するべき食品に明快な表示を出した
韓国の製菓業界の積極的な取り組みは、
日本でも見習うべきだと思います。


韓国と日本、どうしてこんなに違うのでしょうか?

2007年6月21日、内閣府・食品安全委員会は「欧米に比べて摂取量は少なく、切迫した危険はない」 との調査結果を公表しました。
従来から、欧米に比べて油脂の摂取量が少ないアジア圏ではトランス脂肪酸の危険性は低い、 と言われていましたが、その裏づけとなる発表となっています。

しかし、「摂取平均値が基準以下=問題ない」と結論づけて良いのでしょうか?

今回の発表のデータを冷静に見てみると、
年代による違い、特に若い世代の摂取量が明らかでないことや、
同じカテゴリーでも製品によって含有量に大きな差があることも気がかりです。
(例えば、同じマーガリン類でも100グラム中のトランス脂肪酸の
 最大値13.5g、最小値0.36gと30倍以上の差があります)

国がやるべきことは、不十分なデータによる安全宣言ではなく、
摂取を避けたい人が選択できるよう、
含有量の表示を進めることではないのでしょうか?


今回、私どもの独自の報告として、
「特別レポート:韓国では、今・・・。」をまとめました。

私どもの偏った見方と言われればそれまでですが、
ここに示したのは韓国の実際の状況です。

韓国で表示規制が必要と判断されたのに、日本では必要無いのでしょうか?
日本と欧米ほどの食生活の違いが、日本と韓国の間にあるのでしょうか?

そして、韓国の対応と日本の対応は、どうしてこんなに違うのでしょうか?

食の安全性・信頼性が大きく揺らぐ今こそ、私どもでは、できることから行動します。

民間にできる努力として、私どもではトランスについての情報公開を続けます。
そしてトランスファットを避けるための選択肢として、「バーガリン」を代案提示いたします。


「特別レポート:韓国では、今・・・。」をお読みいただいた方へ

私どもの特別レポートは、いかがでしたか?
トランス脂肪酸について「情報公開と代案提示」を進めることが必要、というのが、
私どもの基本的な考え方です。
これからも、トランス脂肪酸の関連情報を随時発信していきたいと思います。

なお、レポートをお読みいただいたご意見・ご感想をお寄せいただければ幸いです。
お客様からいただく生のご意見は、私どもにとって大切な宝物です。
一言でも構いませんので、よろしくお願いいたします。
ご意見・ご感想はこちら




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